山本精神分析オフィス

精神分析コラム

2013.08.03

集団精神療法の人数

集団精神療法

この集団精神新療法では一般に精神病理の似通った人達4人から7人あるいは8人迄という小グループのメンバーから30人から50人や60人という大グループメンバーに至るまで様々なメンバーのグループがあります。 このうち大グループのメンバーで構成されております集団での療法は集団療法(グループワーク)といいまして精神病院等で行われていて、日常生活に必要な訓練的ものを教えています。

例えば、精神病院の入院患者さん達に教えています生活必需品の買い方等の訓練的なものであります。これは一般に集団精神療法と区別しています。

私が目標としております集団精神療法は不登校の方や出社拒否の人達で一般に家に引きこもっている方達であります。

小グループメンバーで6人あるいは7人のグループで同じ問題を抱えて苦しんでいる人達であります。 この集団精神療法(小グループ)の治療方法は、集団内での個人一人ひとりの精神内界に潜んでいる心的葛藤を主題として取り上げます。 そして何がこのようになったかという現象(不登校や出社拒否等のような引きこもり)を解明して、そこから解放し、健康な心の状態になることで社会生活を営むことができるようにするのです。

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